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【FCトラブル回避】個別面談では自社のFCシステムについて、どの程度の情報を開示すべきか?
質問
個別面談においては、自社のフランチャイズシステムについて、どの程度の情報を開示すべきですか。
回答
加盟希望者の状況によって本部の説明内容は異なってきます。加盟希望者が、他の本部との比較検討中である程度ならば、本部としては、収益モデルや初期投資、市場情報、フランチャイズの展開方針、加盟店に対するサポート方法などに関する概略的を説明することになります。
他方、加盟意思が強い加盟希望者に対しては法定開示書面と同等またはそれに近い内容の説明をすることになります。このとき、新規事業を始めるにあたってのリスクや加盟者と本部との責任分担などを説明する必要があります。
なお、個別面談では、開発担当者が過剰な営業トークに走ることを防止する必要があります。そのためにも、社内ガイドラインを作成して説明事項や説明内容を標準化しておいてください。
コラム著者のご紹介
誠実にフランチャイズビジネスをご指導するプロフェッショナル集団。 (社)東京都中小企業診断士協会フランチャイズ研究会に所属する中小企業診断士およびフランチャイズを専門とする弁護士・税理士・社会保険労務士などで構成されます。 フランチャイズ本部設立を計画中の法人の方々、フランチャイズ加盟を目指す法人・個人の方々に、懇切丁寧にコンサルティング&アドバイスを行います。